不正事案の発生について

令和4年1月27日

松阪飯南森林組合 代表理事組合長
上田 和久

当組合の元従業員の逮捕について

 

 この度、当組合の元従業員が、当組合在職中の行為により松阪警察署に逮捕されました。このような事態を招いてしまい、関係者の皆様には深くお詫び申し上げます。
 本件は、当該元従業員の当組合に対する詐欺行為であり、これにより当組合に損害が発生したものです。当組合は、事案の発覚直後から外部の弁護士を含む委員で構成する対策本部を設置して事案の解明と再発防止策の策定に努めるとともに、捜査機関にも報告し、これまで捜査に全面的に協力してまいりました。今後も捜査には全面的に協力してまいります。組合員の皆様、関係者の皆さまには、多大なご心配とご迷惑をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます。また、捜査に支障するおそれがあったことから、捜査機関からの要請に従いこれまで事案の公表を控えてまいりました。捜査に協力して事案の解明を図ることも当組合の社会的責任であるとの判断に拠るものです。公表が遅くなったことについて、お詫びいたしますとともに、ご理解を賜りたくお願い申し上げます。

(本件の概要)
 当組合の元従業員1名が、架空業者が当組合からの発注による業務を行ったと装い、当該架空業者名義の請求書を作出して組合に提出し、組合から代金名目の金員を当該架空業者名義の銀行口座に振り込ませるなどして詐取したものです。当該架空業者名義の銀行口座は元従業員が作出したものでした。
 今回の逮捕の被疑事実となっている不正は、令和2年11月25日から令和3年5月10日までの間に行われており、当組合が詐取された金額は、およそ740万円でした。なお、類似事案の有無等については、当組合としても調査を行っておりますが、捜査機関による捜査活動に影響が生じる可能性があるため現時点での公表は控えさせていただきます。

(本件の経緯)
 令和3年9月13日から当組合に対して行われた税務調査により、一部業者との取引において不自然な点がある旨の指摘を受け、当組合において調査を行った結果、同月15日に本件が発覚しました。
 当組合では、直ちに本件についての対策本部を設置して、事実調査と原因の究明を進めてまいりました。また、発覚後直ちに行政や捜査機関等関係各所にも報告して、捜査機関等からの指示を仰ぐ等して対応にあたってまいりました。
 このように、本件については捜査機関等と協議しながら対応していましたが、令和3年12月16日、本件について刑事告訴手続に至りました。

(今後の対応および再発防止について)
 対策本部において、類似案件の調査、原因の調査を行い再発防止の立案を行っております。本件を未然に防ぐことができなかったことを真摯に受け止め、当組合役職員一丸となって再発防止に努めてまいります。
 また、被害金額及び本件に関連して当組合に発生する損害については、弁護士とも相談しながら回収に努めてまいります。
 なお、当該従業員につきましては、規程に従い懲戒委員会を設置しており、既に懲戒解雇となっております。また、当該従業員の上司や本件に関する決裁権者についても規程に従い懲戒委員会等を設置しており、厳正かつ適正に対処してまいります。
 当組合は、本事案に関する捜査機関による捜査には引き続き全面的に協力いたします。

 この度は、組合員の皆様をはじめ、多くの皆さまに大変ご迷惑をおかけいたしました。重ねて深くお詫び申し上げます。